振動ふるい機の運動原理

一般的にふるい分けの基本は、網(スクリーン)を振動させることによって、原料の粒の大きさを選別したり、異物の除去を行います。
振動ふるい機の基本原理は、モーター及び振動体によって水平・垂直斜めの動きを発生させ、ふるい面(網)上の原料を効率よくふるい分けするものです。加えて、振動体に取りつけたウエイトの位相調整によって、ふるい面での原料の流れ具合を最適コントロールすることができ、ふるい分けの原料(粒度・比重等)に合わせた効率の良いふるい分けを可能にしています。

三次元運動の原理

本機は基本的には、ふるい面を中心にして振動するもので、その振動は振動体の両軸端につけたウエイトにより発生するものです。
上部ウエイトの回転は、ふるい面の水平振動発生させて、ふるい面の中心に供給された物質を回転方向に移動させる役目をします。
下部のウエイトの回転は、ふるい面の垂直振動を発生させて外周方向に移動させる役目します。
つまりこれらの振動が合成されて、ふるい面に特殊な三次元運動を起こすわけです。上部ウェイトに対する下部ウエイトの位相を変えることにより、振動の性質が変化し、処理物の性状に適した運動を得ることができます。

三次元運動の原理説明図
用 途
化学関係
合成樹脂、塗料、顔料、医薬品、工業製品、石けん、二酸化マンガン、マグネシウム、硝石、黒鉛、消火剤、肥料 など
金属・工業関係
鉄および非鉄金属粉、鋳物砂、フェライト、酸化アルミ、ショットブラスト玉 など
窯業関係
陶土、粘度、釉薬、セラミック、耐火物、研磨材、硅石、ガラス など
公害関係
水産、畜産及各種排水処理 など
食品関係
小麦粉、澱粉、ブドウ糖、調味料、香辛料、製菓、パン粉、製糖、製塩、精米、清酒、飼料 など
医薬品
粉末品、顆粒品 など
その他
あらゆる産業内の選別作業に適用します。