CASE STUDY

【カスタマーサービス事例】ベアリングの劣化や破損から推測されるトラブル
~ロータリーバルブ~

ベアリングの劣化や破損(画像)から起こり得るトラブル事例をご紹介します。ベアリングの劣化や破損を防ぐための対策も記載しておりますので、最後までご覧ください。

推測されるトラブル➀

軸封部品の変摩耗や内部接触
ベアリングはグリース切れやガタつきにより経年劣化をします。すると、軸受けの機能が低下し、機内の設定クリアランスの保持が困難になってしまいます。そのため、軸封部品の偏摩耗やローターの内部接触が起こります。

推測されるトラブル➁

ローターの内部接触
機器を水洗いした水分や周囲の湿気などが原因で、ベアリングは腐食をしてしまいます。そのため、ベアリングの寿命は短くなり、破損に至ってしまった場合には、ローターが内部接触をしてしまいます。

水分や湿気からくる腐食
内部接触
内部接触

対策

定期的な増し締めと部品交換
ベアリングの経年劣化や水分による腐食が原因のトラブルを防ぐには、使用状況による部品の状態把握(摩耗や損傷度合い)をし、未然のメンテナンスサイクルを決めることをおススメいたします。